2007年8月6日月曜日

小樽の新工場で「バンビ」復活

小樽市の老舗菓子メーカー「池田製菓」=昨年11月に事業停止=から事業を引き継いだ菓子卸売業「北海道村」(庄子敏昭社長)は3日、同市銭函の新工場で、キャラメル製造を本格稼働させた。北海道村は4月下旬、同製菓から「バンビ」の商標を有償で譲り受けた。生キャラメルやプリンなどを新たに開発し、従来のバンビキャラメルを含め計14種類のバンビブランド商品を生産する。
 庄子社長によると、7月に完成した新工場では1日1500キロのキャラメル生産が可能。他社から委託を受けたプライベートブランド(PB)商品を含め、年間約5億円の収益を見込む。旧工場(同市若松)で7月中旬まで生産していた分は既に出荷が始まっている。
 庄子社長は「キャラメルの生産ラインを持っているのは全国で4社しかないので、これからバンビを全国ブランドにしたい」と話した。
 一方、同製菓は10日に旧工場の建物付きの土地を市内の企業に売却することが決まっており、これで事実上札幌は解散となる。


(毎日新聞 北海道版 引用)

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