2008年1月13日日曜日

ランドセル商戦 道内でも本格化 個性的なブランド人気 多色化、販売前倒しも

四月の入学シーズンを前に、ランドセル商戦が道内でも本格化してきた。百貨店では子供服ブランドが開発した個性的な商品が人気を集めているほか、例年より販売時期を早める動きも目立つ。
 丸井今井札幌本店によると「洋服ブランドのピンク色のランドセルが出足好調」。さっぽろ東急百貨店の売り場担当者は「以前よりもランドセルを扱うブランドが増えてきた」と話し、動物の刺しゅう入りや、凝ったデザインの小物入れ付きの商品が好評だ。同店での平均購入価格は三万五千円前後だが、六万円以上する独自商品への関心も高いという。
 一方、イオンはジャスコやポスフール、ダイエーなどグループ店で扱う自主開発商品「トップバリュ」の「24色カラーランドセル」(二万六千円)などを中心に展開。全国で三十万個の販売目標を掲げ、「ランドセルを使う新入学児童のおよそ三人に一人の割合となる二十六万個を販売した」という昨シーズンの上積みを目指す。
 また、顧客を囲い込むため、札幌西武は前年より二カ月も販売時期を早め、昨年九月からスタート。さっぽろ東急も前年に比べ一カ月前倒しで同十一月から売り場を拡大し、順調に売り上げを伸ばしている。

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