2008年2月2日土曜日

雪まつり客に網走観光PR 札幌で流氷展示、魚介販売 青団連

【網走】より多くの観光客に網走に来てもらおうと、市内の若手経済人やまちづくりグループなどでつくる網走青年団体連合会(大谷義則代表)は二月五-十一日の七日間、さっぽろ雪まつり会場に網走の流氷を運んで展示するとともに、水産加工品を販売し、網走を売り込む。
 世界自然遺産・知床の集客効果が薄れ、観光客が減少している事態を打開しようと企画した。札幌を訪れる国内外の観光客に網走の食と流氷を強く印象づけるのが狙い。
 会場は、北海道放送(HBC)エジプト広場(大通り西七)の一角。販売するのは、カラフトマスのフライやホッケのフライ、アブラガニの天ぷら、アブラガニの汁、カニとホタテのかまぼこ。市観光課も、流氷あめ三百八十袋と観光パンフレット、ポスターを提供して協力する。
 連合会のメンバーら六人はこのほど市内の水産加工場で、流氷を削り、形を整える作業に励んだ。札幌では流氷をライトアップし、幻想的に演出するという。大谷代表は「網走に多くの人が訪れるきっかけになればうれしい」と話している。

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