札幌ドーム(札幌市豊平区)を管理運営している市の第三セクター「札幌ドーム」(瀬戸武社長)が、好調な経営を続けている。二十一日発表した二○○七年三月期決算では、過去最高の売上高を記録し、開業以来六期連続の黒字となった。ドーム建設の大きな理由となった○二年サッカーワールドカップ(W杯)開催から五年。会場だった国内十施設のうち、札幌を含む九施設が指定管理者制度を導入しているが、自治体の負担金なしで運営しているのは札幌だけ。プロ野球とプロサッカーのW本拠地になったのが最大の「勝因」だ。
指定管理者制度をとる九施設のうち、札幌を除く八施設が自治体の負担金なしでは、管理運営できない状況にあり、札幌はダントツの「勝ち組」。○七年三月期決算では、純利益こそ二億八百万円と前期を10・4%下回ったものの、売上高は前期比22・6%増の三十五億三千六百万円を記録した。
札幌ドームはサッカーと野球兼用の国内唯一の施設。安定経営は試合数が多く、大勢の観客が見込める二大プロスポーツに支えられている。
昨シーズン、日本ハムは公式戦だけで六十二試合、コンサドーレ札幌は十一試合を札幌ドームで開催。○六年度の総来場者は、両チームの試合の観客やコンサートなどイベントの入場者ら二百六十八万人に達し、前年度を26・9%も上回った。
特に日本ハム戦は十三試合で入場者が四万人を突破。札幌ドームの基本利用料は一日八百万円だが、入場者が二万人を超えると、超えた分について一人当たり四百円が加算される。ビールや弁当も数多く売れ、ドームの売り上げを押し上げた。
一方、札幌を除く施設はサッカー専用や陸上との兼用だったり、本拠地を置くプロチームがなかったりと、経営環境は厳しい。
ただ、好調なドームにも課題はある。市民に身近な施設になるにつれ、「スタンドの階段が急で、上り下りがつらくて行けない」(東区の六十九歳の主婦)など、施設改善を望む声が多く聞かれるようになった。
このため、札幌ドームは昨シーズン終了後、例年の施設整備費の二・五倍を超える約四億円をかけて、案内看板を見やすくしたり、バックネット裏の席をゆったりと座れるシートに取り換えたりした。瀬戸社長は「施設の公共性を高めながら、利益を市民に還元するのが三セクの役目。顧客満足度を向上させ、信頼されるドームを目指す」と話している
(北海道新聞より)
【広告スペース】
札幌デリヘル
2007年6月27日水曜日
2007年6月21日木曜日
ラリージャパン 4年連続で十勝開催 概要発表
世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「ラリージャパン」の概要発表会が八日、東京都内で開かれた。十月二十六-二十八日、帯広市を中心とする十勝地区で行われ、四年連続の十勝開催となる。
札幌、東京のイベント企画会社など五社でつくる大会組織委の主催。世界を転戦するWRC全十六戦のうちの十四戦目で、計九十台が出場する見込みだ。
競技は、林道など最長約三五キロの二十七区間計三五五・二キロを三日間で走破してタイムを競う。今回も帯広市愛国町の北愛国交流広場に、二台同時走行の特別コース「帯広スーパーSS」を設ける。
発表会には、出場予定の新井敏弘、奴田原(ぬたはら)文雄の両選手も参加。恵庭市在住の奴田原選手は「地元だけに優勝を狙いたい」と決意を語った。また、初の大会PR大使を務める人気グループ「V6」の長野博さんは「私も帯広に行くので、世界最高峰のラリーを楽しみましょう」と来場を呼びかけた。
開幕前日の十月二十五日には、試験走行や前夜祭的なイベントなども行う。観戦料金は林道SS観戦が大人六千円、子供二千円、帯広スーパーSSメーンスタンド(指定席)が大人・子供一万五千円など。チケット一般販売は七月一日から順次、ローソンチケットなどで扱う。
(北海道新聞より引用)
札幌、東京のイベント企画会社など五社でつくる大会組織委の主催。世界を転戦するWRC全十六戦のうちの十四戦目で、計九十台が出場する見込みだ。
競技は、林道など最長約三五キロの二十七区間計三五五・二キロを三日間で走破してタイムを競う。今回も帯広市愛国町の北愛国交流広場に、二台同時走行の特別コース「帯広スーパーSS」を設ける。
発表会には、出場予定の新井敏弘、奴田原(ぬたはら)文雄の両選手も参加。恵庭市在住の奴田原選手は「地元だけに優勝を狙いたい」と決意を語った。また、初の大会PR大使を務める人気グループ「V6」の長野博さんは「私も帯広に行くので、世界最高峰のラリーを楽しみましょう」と来場を呼びかけた。
開幕前日の十月二十五日には、試験走行や前夜祭的なイベントなども行う。観戦料金は林道SS観戦が大人六千円、子供二千円、帯広スーパーSSメーンスタンド(指定席)が大人・子供一万五千円など。チケット一般販売は七月一日から順次、ローソンチケットなどで扱う。
(北海道新聞より引用)
2007年6月19日火曜日
2007年6月14日木曜日
道内エイズ最多の28人 昨年、危険性軽視の傾向
厚生労働省と道によると、二○○六年に道内で新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者の合計は二十八人に上り、過去最多だった前年を七人上回った。全国も千三百五十八人で最多を更新。関係者は、上滑りの知識でエイズを軽く見ているのではと危機感を募らせる。
検査体制の整備に伴い近年、増加傾向にあるが、エイズ動向委の岩本愛吉委員長は「啓発に努めている中で過去最多を更新し続けており、感染そのものが増えている」と推測する。
○六年の全国の感染者は九百五十二人、患者は四百六人でいずれも最多。年代別では三十代が最も多く五百三十九人。二十代二百九十五人、四十代二百六十七人と続く。道内は感染者が十七人、患者が十一人。感染者と患者の合計は○一年(六人)の約五倍にも。男性が二十六人、女性二人、市町村別では札幌が二十一人。年齢別でみると、三十代が十九人で約七割、続いて四十代四人、二十代三人だった。
北大病院HIV感染症対策委員長の小池隆夫教授は「クラミジアなど他の性感染症が若い人たちに広がっている実態を踏まえると、若い世代のHIV感染者がまだ表に出ていないようだ。この世代が受けやすい検査体制を早急に整えるべきだ」と指摘。「エイズ発症を抑える薬が開発され関心が非常に低くなり、コンドームを利用するという予防が浸透していない。この状況が続くと大変なことになる」と話す。啓発市民団体のシフト(東京)も「エイズの苦しみ、発症の恐怖をリアリティーを持って受け止める人が少ないのでは」と危惧(きぐ)する。
(北海道新聞より引用)
検査体制の整備に伴い近年、増加傾向にあるが、エイズ動向委の岩本愛吉委員長は「啓発に努めている中で過去最多を更新し続けており、感染そのものが増えている」と推測する。
○六年の全国の感染者は九百五十二人、患者は四百六人でいずれも最多。年代別では三十代が最も多く五百三十九人。二十代二百九十五人、四十代二百六十七人と続く。道内は感染者が十七人、患者が十一人。感染者と患者の合計は○一年(六人)の約五倍にも。男性が二十六人、女性二人、市町村別では札幌が二十一人。年齢別でみると、三十代が十九人で約七割、続いて四十代四人、二十代三人だった。
北大病院HIV感染症対策委員長の小池隆夫教授は「クラミジアなど他の性感染症が若い人たちに広がっている実態を踏まえると、若い世代のHIV感染者がまだ表に出ていないようだ。この世代が受けやすい検査体制を早急に整えるべきだ」と指摘。「エイズ発症を抑える薬が開発され関心が非常に低くなり、コンドームを利用するという予防が浸透していない。この状況が続くと大変なことになる」と話す。啓発市民団体のシフト(東京)も「エイズの苦しみ、発症の恐怖をリアリティーを持って受け止める人が少ないのでは」と危惧(きぐ)する。
(北海道新聞より引用)
2007年6月11日月曜日
野球特待 道内12高校が解約 保護者の同意取り付け
日本高校野球連盟が日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度採用校に求めた奨学金等の解約同意書の提出が三十一日締め切られ、道内で違反申告した私立校十三校のうち、北海学園札幌を除く十二校が対象者の保護者全員から解約同意書を取り付け、道高野連を通じて日本高野連に報告した。
十二校のうち、北海が五月から奨学金給付を打ち切ったが、多くは救済策として既存の別の奨学金制度に切り替えたり、学校独自の奨学金制度を設けるなど経済的支援を続ける方向だ。北海学園札幌は入学金免除のみで同意書提出の必要がなかった。
ただ、高野連の方針が固まっていないため、各校も具体的な救済策を打ち出せない状態で、駒大苫小牧の佐々木宣昭教頭は「高野連が認める範囲内の救済措置を考える」と話すにとどまった。ある道内校の校長は「私学はもう来年度の入学募集へ動き始める時期。悠長なことをしている時間はない。高野連幹部は現場のことをまるで分かっていない」と怒りの声を上げた。
日本高野連のまとめによると、違反校三百七十六校の七千九百七十一人中、三百六十九校の七千五百三十三人が同日までに提出を完了した。特待制度による転校、退学、退部はいなかった。
提出未完了は七校。このうち同意は八十四人から得たが、四十人からは得ていない。同意書を提出した違反選手は六月一日から対外試合出場が可能となるが、この四十人は学校が特待制度を打ち切ったため試合に出場できる。
(北海道新聞より引用)
十二校のうち、北海が五月から奨学金給付を打ち切ったが、多くは救済策として既存の別の奨学金制度に切り替えたり、学校独自の奨学金制度を設けるなど経済的支援を続ける方向だ。北海学園札幌は入学金免除のみで同意書提出の必要がなかった。
ただ、高野連の方針が固まっていないため、各校も具体的な救済策を打ち出せない状態で、駒大苫小牧の佐々木宣昭教頭は「高野連が認める範囲内の救済措置を考える」と話すにとどまった。ある道内校の校長は「私学はもう来年度の入学募集へ動き始める時期。悠長なことをしている時間はない。高野連幹部は現場のことをまるで分かっていない」と怒りの声を上げた。
日本高野連のまとめによると、違反校三百七十六校の七千九百七十一人中、三百六十九校の七千五百三十三人が同日までに提出を完了した。特待制度による転校、退学、退部はいなかった。
提出未完了は七校。このうち同意は八十四人から得たが、四十人からは得ていない。同意書を提出した違反選手は六月一日から対外試合出場が可能となるが、この四十人は学校が特待制度を打ち切ったため試合に出場できる。
(北海道新聞より引用)
2007年6月7日木曜日
シンガポールに旭川ラーメン 梅光軒が直営店開業 地元食材を直送
【シンガポール25日勝木晃之郎】旭川ラーメンの有名店「梅光軒」(旭川、井上雅之社長)が25日、シンガポール中心部のオフィス街に海外初となる直営店をオープンした。現地で人気の旅行先になっている「北海道」の知名度もあり、初日から地元の会社員や日本人駐在員らが列をつくった。
食材の多くを旭川から直送し、10年以上の経験を持つ旭川出身の職人2人が常駐して本場の味を振る舞う。豚骨や魚介などから作ったスープ、中細縮れめんが特長で、1杯11シンガポールドル(約880円)から。数カ月後には現地での自家製めんも始める予定だ。
オフィス街に近いこともあり、オープン初日の昼食時は34席がほぼ満席状態に。シンガポール人の女性(40)は「めんもスープもおいしかった。また来たい」と話していた。
シンガポールでは2年前に千葉県松戸市から進出した札幌ラーメン店が人気を集めており、別の旭川ラーメン店も年内に出店する予定。「札幌」「旭川」両ブランドの競演で北海道ラーメンの知名度アップが期待される。
(北海道新聞より引用)
食材の多くを旭川から直送し、10年以上の経験を持つ旭川出身の職人2人が常駐して本場の味を振る舞う。豚骨や魚介などから作ったスープ、中細縮れめんが特長で、1杯11シンガポールドル(約880円)から。数カ月後には現地での自家製めんも始める予定だ。
オフィス街に近いこともあり、オープン初日の昼食時は34席がほぼ満席状態に。シンガポール人の女性(40)は「めんもスープもおいしかった。また来たい」と話していた。
シンガポールでは2年前に千葉県松戸市から進出した札幌ラーメン店が人気を集めており、別の旭川ラーメン店も年内に出店する予定。「札幌」「旭川」両ブランドの競演で北海道ラーメンの知名度アップが期待される。
(北海道新聞より引用)
2007年6月6日水曜日
2000本祝い 特別表彰 田中幸選手に札幌市長
史上三十五人目の通算2000安打を達成したプロ野球・北海道日本ハムファイターズの田中幸雄選手に二十六日、札幌市の上田文雄市長から「市長特別表彰」が贈られた。 贈呈式はヤクルト戦の試合開始前に札幌円山球場(札幌市中央区)で行われた。上田市長は大記録を達成した時にファンへの感謝を口にした田中選手に「感謝しなければならないのは私たちの方なのだ」と書かれた感謝状を手渡した。 上田市長は「2000本は東京ドームで達成されたので、2100本目は札幌ドームで」と要望。ユニホーム姿の田中選手は「これからも市民の皆さまの声援を受けて頑張っていきたい」と笑顔で応じていた。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
2007年6月3日日曜日
防衛施設庁廃止など 衆院委が改正案可決
衆院安全保障委員会は二十四日、官製談合事件が起きた防衛施設庁を廃止する防衛省設置法改正案と、陸上自衛隊第一一師団(司令部・札幌)の旅団化を含む自衛隊法改正案を、自民、公明、民主三党などの賛成で可決した。二十五日の衆院本会議で可決、参院に送付され、今国会で成立する見通しだ。
防衛省設置法改正案は、防衛施設庁を防衛省に統合し、札幌防衛施設局など全国に八カ所ある防衛施設局を「地方防衛局」に改編することなどを盛り込んだ。第一一師団は本年度中に旅団化する方針で、定員は現行の約七千二百人から約三千六百人に半減する。
(北海道新聞より引用)
防衛省設置法改正案は、防衛施設庁を防衛省に統合し、札幌防衛施設局など全国に八カ所ある防衛施設局を「地方防衛局」に改編することなどを盛り込んだ。第一一師団は本年度中に旅団化する方針で、定員は現行の約七千二百人から約三千六百人に半減する。
(北海道新聞より引用)
2007年6月1日金曜日
北翔大、Vに王手 札幌6大学野球
春季リーグ第2節第4日は札幌円山球場で3試合を行い、首位の北翔大は延長十二回、北大を9-6で破り7勝2敗とした。2位の札大も北海学園大を5-4で下し6勝1分け2敗。24日の直接対決で北翔大は勝つか引き分けで優勝、札大が勝てば逆転優勝となる。道都大は札学院大に3-1で勝った。
(北海道新聞より引用)
(北海道新聞より引用)
登録:
投稿 (Atom)