2007年10月9日火曜日

比残留日系人に日本国籍 東京家裁 新たに2人

【マニラ8日共同】太平洋戦争前のフィリピンで日本人男性と現地女性の間に生まれ、父親が戦後日本に強制送還されるなどしたためフィリピンに残った日系人女性2人に対し、東京家裁が8日までに、日本国籍を認め日本で戸籍を作成する「就籍」を決定した。  フィリピンで残留日系人の身元調査を進めている民間非営利団体(NPO)「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京)が同日、マニラで発表した。フィリピンの残留日系人で就籍が認められたのは4人となった。過去に就籍が認められた2人は父親の戸籍が日本国内に残っており、フィリピン在留日系人で父親の戸籍が発見できないまま就籍が認められたのは今回が初めて。  2人は吉川メレシアさん(89)と坂本ファニタさん(80)。2人は就籍届に署名した後、感謝の意を述べ、吉川さんは「父の故郷を訪問することができるようになり本当にうれしい」と話した。(北海道新聞 引用)

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