2007年10月10日水曜日

スコアラー、もう「開幕」 CS第1S視察 好調な選手見極め

日本ハムでチームを支える裏方たちにとって、クライマックスシリーズ(CS)は既に開幕している。第2ステージで日本ハムと激突する相手を決める第1ステージのロッテ-ソフトバンク(千葉)にはスコアラー2人が乗り込んだ。対戦相手の直前のチーム状態を把握し、決戦に備える構えだ。  派遣されたのは谷山、五十嵐の両スコアラー。レギュラーシーズンでは、次に対戦する相手を分析する「先乗りスコアラー」を務め、ロッテ、ソフトバンクのチーム情報は熟知している。  さらに、両スコアラーは、昨年もプレーオフ第1ステージ(ソフトバンク-西武)を担当したため、短期決戦でのチーム分析のノウハウは万全だ。  8、9の両日、2人は千葉マリンスタジアムのバックネット裏に陣取り、ビデオカメラで投手を撮影するなどして選手の動きに目を光らせた。谷山スコアラーは「戦力や戦術は分かっている。今、調子の良い選手を見極めることが大事」と、偵察の狙いを明かした。  9日にソフトバンクが勝ち、1勝1敗とすると、谷山スコアラーは「勢いはロッテにあったが、ソフトバンクも踏ん張った。ロッテは西岡、早川の1、2番コンビを警戒しなくては。ソフトバンクは、やはり松中次第。これから細かく分析したい」と話した。(北海道新聞 引用)

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