2007年8月31日金曜日

函館集団暴行 ボディーガードの対価要求

【函館】函館市内の公園で函館大学付属有斗高三年佐藤智也君(18)が中学時代の同級生ら七人に暴行され死亡した事件で、佐藤君は、逮捕された少年の一人にボディーガードを依頼し、その対価を要求されていたことが、三十日までの函館西署の調べで分かった。  同署は暴行の背景に、金銭をめぐるトラブルがあったとみて調べている。  佐藤君の知人は「事件の二カ月ほど前、佐藤君は、逮捕された少年の一人に『ボディーガードを付けてほしい』と頼んでいた。何か困っていたことがあったようだ」と話す。だが、佐藤君は対価として「金を払え」と言われ、この少年を避けるようになったという。  これまでの同署の調べで、事件があった二十六日夜、逮捕された少年が佐藤君に「金をくれる約束をしていたのにずらしている(先延ばしにしている)」と言いがかりをつけていたことが分かっている。  さらに、暴行の一時間前、暴行現場となった公園で佐藤君が「通帳入りのバッグがなくなった」と話し、少年らから「本当になくなったのか」と詰問される姿も付近住民から目撃されている。 (北海道新聞 引用)

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