北大病院(札幌市北区)は一日午後十一時半ごろ、埼玉県の深谷赤十字病院で臓器移植法に基づく国内六十例目の脳死と判定された男性から摘出された肝臓の移植手術を終えた。 同病院によると、患者の容体は安定し、移植した肝臓は順調に機能しているという。 同法による脳死移植は国内五十九例目。手術は同病院臓器移植医療部副部長の古川博之特任教授らのチームが一日正午ごろから開始し、肝臓を劇症肝炎の三十代男性に移植した。 古川特任教授は、記者会見で「おなかの中の癒着もなく、素早く手術を進めることができた。一カ月ぐらいで退院できるのではないか」と述べた。(北海道新聞 引用)
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