2007年9月22日土曜日
アイシン北海道 タイミングチェーンケースの生産開始 来春からフル稼働
【苫小牧】アイシン北海道(苫小牧、栗原大介社長)は二十一日、エンジン内の吸排気を制御するチェーンを収めるタイミングチェーンケース(TCC)の生産を開始した。当初は月産三万個を予定し、順次体制を整えて二○○八年四月からフル稼働し、月間十四万個を生産する。 同社は四月から自動変速機(AT)部品「バルブボディー」の生産を行っている。バルブボディーと並ぶ主力商品TCCの生産開始で、生産をまだ始めていない製品はエンジン冷却水を循環させる「ウオーターポンプ」だけとなった。 TCCを製造する十三ラインのうち、三ラインが既に設置済みで、欧州向けディーゼル車用の一ラインが稼働。従業員はラインに備え付けられた機器を使い、成型されたアルミの表面を切削したり、穴を開けたりして製品を仕上げた。ミリ単位のズレも許さない厳しい検査を経て完成した製品は、JRのコンテナで愛知県のアイシン精機西尾工場に送られて五日後に到着する。 残るウオーターポンプは、来年五月に生産を開始する計画。来夏にはバルブボディー月産二十三万個、TCC同十四万個、ウオーターポンプ同二十万個のフル生産体制が整う。(北海道新聞 引用)
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